あけましておめでとうございます
大晦日とお正月は、一年で一番好きなイベント。
毎日忙しい勤め人が、ひと時だらっと寝てご馳走を食べるから。
「お化けがくるよ」なんて言われて毎日9時半に強制的に布団に入る子どもが、
夜の世界を覗くから。
非日常がそこにあるから。
実家に帰って家のどこかを掃除して(お風呂や窓ふきが多い)
早くお風呂に入って
今年最後の夕暮れを眺める。
紅白をみながらこの日のために両親が用意してくれたカニや刺身や肉を食べ
うとうとしたりチョコのお菓子を食べたりしながら紅白を最後まで見て
ゆく年くる年でスタンバイして
0時になった瞬間、新しい年の抱負を体で表現する。
(おととしは飛躍の年になるようにジャンプ、去年は運を味方にということで便座に座るポーズ、今年はとにかくはちゃめちゃに楽しく過ごせるようにサンバステップ)
余韻に浸っている間に母がそばをゆでてくれる。
新年の抱負なんて話しながらみんなで食べる。
後片付けが終わるころ両親は就寝(韻踏んでるね)。
その後は弟と気が済むまで起きている。フットンダをみながら。
今年はすぐに眠くなってしまい、体力の衰えを感じた。
そうして夜更かしするから、富士山の方からのぼってくる初日の出はたいてい見られない(運が良ければ起きられる。母は毎年初日の出を見ているそう。来年は早く寝て一緒に見ようかしら)。
ゆっくり起きて、お雑煮をたべ、初もうでに行く。
煙をあびてお賽銭を投げておみくじをひいて信玄ソフトとやきもちを食べる。
初もうではこれ以外のことはしない。まじで。
ここまで書いてきてあれだがこの記事にオチや伝えたいことは特にない。
強いて言うのであれば、幸せな記憶は自分を救うことがあるということだ。
幸せだった時を思い出すと、少しの困難くらいならへこたれないから。
もし自分に子どもができたら、その人を守る思い出をできるだけたくさん残してあげたいものだ。
追伸
おみくじ、末吉と中吉に愛された女だと思う。