はじめまして
しおねです。汐音と書きます。
ブログを始めてみようと思います。
文章でなら、表現を続けられそうな気がするからです。
小学2年生、ミュージカルスクールで歌とダンスを勉強し始めました。
セーラームーンミュージカルが大好きで大好きで。
小学5・6年生で、ブロードウェイミュージカル「サウンド オブ ミュージック」に出演しました。トラップ一家の四女マルタ役、2年目は次男クルト役です。
舞台に出演してお金をもらう初めての現場は、私にとっては緊張感に満ち満ちた場所でした。
自分がどう見られているのか。周囲からどう評価されているのか。
強烈な自意識の出来上がりです。
きっとそんなことを必要以上に考え、気づけば思考の癖となりまして。
大人になった今でもまとわりついて離れないものです。
一番厄介なのは「自分の実力を少し下げて認識しておくと、いろいろと上手くいく」を体得してしまったことです。
目立つことがなければ、何か失敗したときに印象が急に悪くなるのを防ぐことができる。
謙遜していると受け止められれば「子どもなのに考えが大人びている」と評価されやすい。
それと、上には上がいるミュージカル子役の世界で「選ばれない」経験は日常茶飯事で。自分は「そこそこ」と思っておくと、自分自身のショックも低減できる。
簡単に言えば予防線を張りまくっていたわけです。
そうして「そこそこ」を目指していると
知らぬ間に「そこそこ」な自分になっていきます。当たり前ですが。
伸びしろを自分で削る作業だなと思います。
そう気づきながらも、この作業を続けた今
もう轍(わだち)のようになって抜け出せない実感もあります。
心が弱いなぁと思われるでしょう。
そんな人には、強い心を持っていてよかったねと思うだけです。
大学を卒業してから今まで1年弱
「そこそこ」の自分がこれから先も舞台芸術に携わることができるのか
悶々と考えていました。今も考え続けています。
でも幸いなことに、私は幸せを感じやすいし表現が好きです。
心が震える舞台や歌、文章にたくさん出会いますし、
自分もその一部になれたらと、表現することだけは絶対に続けたいと、
悶々と考えた時にはいつもこの結論に至ります。
そして、文章を書くときはあまり窮屈ではないと最近気づきました。
自意識はどうしても強いままですが、それでも自由だと感じます。
だから表現の一環として、これから文章を書いていこうと思っています。
自己紹介と軽い決意表明でした。
あまり真面目な記事は当分書かない気がするので、
もし良ければ、暇つぶしに見に来ていただきたいです。